14.プリングの奏法とその練習フレーズ
プリングは奏法的にはハンマリングと同じ性質の奏法ですが、プリングは前の音を鳴らした後、弦から指を離す時に気持ち弦に指を引っ掛けつつ離す事により、ピッキングをせずに前の音と同じ弦の低い音をだすテクニックです。
では基本をいきましょう。一般的にプリングは指を離す際に「気持ち、指に引っ掛けるようにして指を下に離す」です。フォームは下に引っ張るチョーキングに似ています。アルファベットのスペルが"pulling"というだけに(弦を下方向に)引っ張る動作という訳です。
注意すべき事は、2つ。
- チョーキングの様に弦が上下する事からくる音程の変化が起こらないようにする事
- (1)の際に下の弦をしっかりミュートしてあげる事
これは、ハンマリングにはない注意事項です。
ハンマリングはプリングと違い弦を押さえる動作をするので自然と押さえる指でその弦より下にある弦は自然とミュートされるからです。プリングはハンマリングとは逆に離す動作である為、ミュートが甘くなりノイズが乗りやすい傾向にあります。ではプリングの練習フレーズです。今回のエクササイズは、2弦3フレットのプリングオフから1フレットの音を鳴らすものになっていますが、プリングオフ後の音が開放弦になるようなフレーズの方が最初はやりやすいと思うのでバンドスコアなり何か探してみたら良いと思います。

- ハンマリングの練習フレーズ
プリングを使ったフレーズその2
実際リードギターに良く出てくるAマイナーペンタトニックフレーズです。ここでは深く突っ込みませんが、色々使いまわしの効き易いスケールで色んなコードに乗せやすいフレーズへ応用をきかせやすいです。エレキのリードギターとしては基本中の基本といえるので前項のハンマリングで同スケールの上昇→このプリングフレーズで下降と組み合わせてみてください。

- プリングを使ったAマイナーペンタトニックフレーズ